現役作業療法士の健康ブログです
前回に続き、食事についての記事です。
前回の食に対するブログも合わせてご一読下さい
よく患者さんから
- 胃がもたれる
- 酸っぱい液があがってくる
- 胃が痛い
などの意見を聞きます。
そもそも人間の内臓の過半数は消化器なので不調がでやすいのかもしれません
消化器は
- 唾液腺
- 食道(厳密には内蔵ではないが)
- 胃
- 胆嚢
- 膵臓
- 十二指腸
- 小腸
- 大腸
- 肛門
多くの臓器が消化に関わっています
ある文献によると3食分の消化吸収排泄に使うエネルギーはフルマラソン1回分より大きいとのことです
飽食の時代の代償は大きいようです。
では、少しでも消化器系の負担を減らす工夫として
よく噛むことに尽きると考えます。
消化器系は自律神経でいう副交感神経支配ですので、噛むことにより体を消化モードにすることができます。
そもそも仕事など日中は交感神経優位で緊張状態なので昼食で副交感神経優位になること自体がおかしいようにもおもいます
あとはよく噛むといっても毎回30回ずつ噛むなどは現実的ではありません
(私ができませんでした笑)
お忙しい方ははじめの一口のみ100回噛むことを意識してください!
体が消化に備えることができ、負担が少なくなることでしょう。
私もこれで胃の不調を改善できた経緯があります。すべての不調に効くとは言い切れませんが、試す価値はあると思います。
少しの生活習慣の変化が体を変えていきます
サヨナラ〜