現状を確認せずに、良い結果は生まれません!
本日は毎日患者さんを治療していて気づいたこと、そしてそれの大切さについて書きたいと思います。
患者さんの多くに
「先生に治療してもらうとすごく軽くなるけど、教えてもらったセルフケアを家でしても、なにも変わらないんだよね」
と言われます。
これはなぜでしょうか?
技術や知識の差はもちろんあるでしょうが、それよりも大切なことがあります。
それは
現状を確認したかどうか
に尽きると思っています。
私は治療の前に必ず患者さんの今日の体の状態をチェックします。
- どこが固いのか?
- どうしたら痛いのか?
- どんな風に痛むのか?
もう少し抽象的な部分では
- 雰囲気
- 話し方
- 表情やしぐさ
などを確認、観察します。
経験を積んでくると患者さんのお顔を見ただけで、「今日は元気がないな」や「お疲れだな」というのがわかります。
その上で治療やアプローチをします。
この確認をしないということを患者さんに説明するときは料理を例にあげます。
料理の手順は
- 味見をする
- 味見をもとに、味を整える
- 再度、味見で確認する
一番大切なのは、1.の味見をすること。
味見をしないと辛いか甘いか、薄いか苦いかなどわかりません!
わからない状態で勘で塩や砂糖をいれませんよね?
治療もそれと同じです。
確認した後に治療をするからこそ、体は変化します!
この確認、観察、評価をおろそかにしている方がとても多いですね。
これではどんなに良い治療技術があっても快方に向かうことはないでしょう。
またこの確認作業は、料理や治療のみに当てはまるものではありません。
人生プランや様々なマネジメントに対しても同じことがいえるでしょう。
ふと立ち止まり、現状がどこなのか確認してみる。
自分は今、山の何合目にいるのかと。
さらなる成長には欠かせないと思いますので実行しましょう!
気になったことはすかさずコメント欄にアウトプットしてください!
意識の高い方で集まると、意識の高い場が生まれます!宜しくお願いします〜
サヨナラ〜