この記事を読むことで理学療法士と作業療法士の違いがわかります!
現役作業療法士の健康ブログです。
リハビリの存在自体は知っておられる方が多いと思います。
実際にリハビリを受けたという方も珍しくないと思います。
よく「理学療法士と作業療法士ってどう違うんですか?」とご質問を頂きますのでお答えしていこうと思います。
理学療法士と作業療法士の違い
基本的にリハビリ職というのには変わりありません。
しかし決定的に違う点があります。
それは理学療法士は基本的な動作を、作業療法士は応用的な動作を獲得することが目的になります。
基本的動作とは立つ、座る、歩くなど
応用的動作とは食事、トイレ動作、入浴動作など
お互いにチームを組み、患者さんの社会復帰や在宅復帰を目指すのが仕事となります。
注意して頂きたいのが
リハビリ=元通りになる
というのは残念ながら大きな間違いになります。
怪我や病気の影響は、少なからず残存することが多いです。
そんなお体で社会復帰や在宅復帰をし、その方らしく生活することを後押しするというのが本質であるのかなと考えています。
少し厳しい言い方になりますが、リハビリではどうしようもできないことも多々あります。
- 骨折の治癒を早める
- 脳卒中後の脳を回復させる
- 病気を改善させる
こういったことにははっきり言って、私達ができることはありません。
医者がいて看護師、介護士、セラピスト、ソーシャルワーカーなど一人の患者さんをチームでアプローチして支えていくというのが今の医学の形です。
つたない説明で伝わったかどうかわかりません。
なにかご質問やご意見はどんどんコメントして頂けると励みになります!
サヨナラ〜