はじめに
今回も読書ブログを。
健康に関しての本を3冊ご紹介。
「運気を磨く/田坂広志」
今日本がどれだけ恵まれている国かを再確認するとともに、様々な具体例をあげ、浄化や考え方を記してある本。
自然に浄化力の偉大さ
日々の言葉に気をつけること
すべて起きることは自分の責任
悪いことも意味のない出来事はない
という語録が印象的。
この本を読んでみて、確かに恵まれているということはすっかり忘れているということに気づく。生き死にの欲求が満たされると、人間はその他の余計な部分に目が行く。
私のブログでも以前に紹介したが、体と心の両方の疲労がある。心の解決方法は自然にふれあうこと。自然に触れることだけでコルチゾールというストレスホルモンが減るとの報告もある。
とても抽象的な表現もあるが、具体的に考えすぎて疲れている現代人には良い本だと思った。
「医者がすすめる少食ライフ/石黒成治」
世界的に長寿の地域の一つである沖縄。野菜中心で、食べすぎない、飲みすぎないことを重視している。
わかっているけど、習慣化できないのは、前頭前野と大脳基底核が関係しているため。
習慣化するための、食事やデトックスについての知識が分かりやすくまとまった本となっている。
私は一日1.5食しか食べない食事スタイルを、もう5年以上続けている。たくさんの書籍やセミナーで学んできたが、結論は「どう食べない工夫をするか?」だった。〇〇が体に良いとか、〇〇を食べると調子が良くなるとか、食べる前提に謳ってあるものでありふれている。
癌という字は口が三つに山という字から成る。山のように口から摂取することで引き起こす病ということは漢字の成り立ちからも教えてくれている。
「10秒で好かれるひとこと 嫌われるひとこと/佐藤綾子」
パフォーマンス心理学の第一人者である佐藤綾子氏が日常の様々な場面で使えるテクニックがまとめてある本。
言語と非言語が与える割合を御存知か?
ほとんどが非言語からの情報が相手に伝わる。言葉以外にも目線や表情なども細かく書いてある本なので、すぐに実践に使えそう。
悩み事の多くは人間関係。それを解決するための良書といえるだろう。
私は作業療法士という患者さんと日々接する仕事をしている中で非言語コミュニケーションの重要性はとても感じている。
どういう技術や考え方を使うか?ではなく、その技術や考え方をどのように使うか?を意識するだけで治療成果は飛躍的に向上する。小手先の技術だけをひたすら追い求め、治せないのは技術の未熟さ故と思っていた10年の下積み時代があるので、間違いない。一般の方だけではなく、プロの方もご一読を。
まとめ
今回も読書ブログを書きました。
調べて学ぶことで前頭前野が活性化し、扁桃体(不安や恐怖の中枢)を抑制することができます。
知らないことで知っている人からいいように搾取されるような世の中になっています。
私もまだまだ知らないことだらけですので、一緒に学び、思考し続けましょう!
サヨナラ〜